どうして手のツボを刺激すると、触れてもいない身体の症状が変化するのでしょう?

とても不思議な感じを受けますが、それは、脳という仲介者がいるからです。
手と脳の関係は、他の身体部分(たとえば足ツボと脳など)と比較にならないほどに
密接な関係があることが、医学上でも証明されています。

【ペンフィールドの地図】
カナダの脳外科医ペンフィールドは大脳皮質と身体部位との対応関係をまとめて地図に表しました。

手が大きく表示されているのは、手の神経が
大脳を大きく占めていることを表しています。


脳における感覚の大きいものほど大きなパーツで表現されています。
手指の神経が非常に大きな範囲であることがよくわかりますね!
また、人間は手を使うことで、脳が刺激され大脳が発達してきました。
これが「手は大脳の母」といわれる所以です。


【手は突き出た脳である】〜1万7000個のの感覚受容器〜
18世紀の哲学者カントは「手は外に突き出た脳である」という名言を残しています。

そのむきだしの脳ともいえる手の皮膚に存在するツボは、
少しでも刺激を受けると、それをすぐ脳に伝えます。
手掌には約1万7000個もの感覚受容器があり、
その1本1本の感覚神経が脳に信号を送っているのです。

手からの信号を受け取った脳は、ただちに指令を出します。
問題を起こしているその身体部位にむけて、修復に必要な血流量をいっきに増やし、
白血球やリンパ球の働きを活性化させるのです。

ドゥワ・セラピーを施すことで、脳は副交感神経からアセチルコリン(毛細血管を拡張させる神経伝達物質)が出るように命令を下し、痛みが治まるのではないかと考えられています。

こういった脳と手の関係を利用したドゥワセラピーは、
とても簡単な方法で痛みの改善が期待できるというわけです。

ドゥワセラピーは、脳と密接に関係のある手指のツボを刺激して 脳から全身へ指令信号を送り、問題部位の血流量を一気に増やして免疫細胞などを活性化させる仕組みです。


 

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