足や耳にも、全身に対応したツボがありますが、
手にも全身や内臓に関係するたくさんのツボが存在しています。
手のひら、指などを刺激することで、美容や健康に効果の高いドゥワセラピーは
全身と密接に関係した「手ツボ」を探すことが第一のステップです。

刺激することで魔法のように体調が改善されるツボ(ポイント)をマジックポイントと呼びます。
まずはこのマジックポイントを探してみましょう!

 ・マジックポイントの探し方は?

身体の各部分が手のどの部分にリンクしているのか、「手の地図」と照らし合わせて探します。
例えば、胃が痛むなら手のひらの中央と中指つけ根を結んだ線の中間にツボがあります。
そのツボの周辺をこすったり、たたいたりしてさぐります。
すると、最も痛みを強く感じる点があらわれてきます。
悲鳴を上げ跳び上がるほど、また涙が出るほど痛いポイントこそ、まさしくマジックポイントです!


マジックポイントをみつけたら、そのポイントをマジックバーや爪楊枝で刺激し、
脳に信号を送り続けることで、からだの不調や痛みが解消されるという仕組みなのです。

マジックポイント(小さなツボ)を探し、刺激して改善する。
これがドゥワセラピーの基本です。
どうして手のツボを刺激すると、触れてもいない身体の症状が変化するのでしょう?

とても不思議な感じを受けますが、それは、脳という仲介者がいるからです。
手と脳の関係は、他の身体部分(たとえば足ツボと脳など)と比較にならないほどに
密接な関係があることが、医学上でも証明されています。

【ペンフィールドの地図】
カナダの脳外科医ペンフィールドは大脳皮質と身体部位との対応関係をまとめて地図に表しました。

手が大きく表示されているのは、手の神経が
大脳を大きく占めていることを表しています。


脳における感覚の大きいものほど大きなパーツで表現されています。
手指の神経が非常に大きな範囲であることがよくわかりますね!
また、人間は手を使うことで、脳が刺激され大脳が発達してきました。
これが「手は大脳の母」といわれる所以です。


【手は突き出た脳である】〜1万7000個の感覚受容器〜
18世紀の哲学者カントは「手は外に突き出た脳である」という名言を残しています。

そのむきだしの脳ともいえる手の皮膚に存在するツボは、
少しでも刺激を受けると、それをすぐ脳に伝えます。
手掌には約1万7000個もの感覚受容器があり、
その1本1本の感覚神経が脳に信号を送っているのです。

手からの信号を受け取った脳は、ただちに指令を出します。
問題を起こしているその身体部位にむけて、修復に必要な血流量をいっきに増やし、
白血球やリンパ球の働きを活性化させるのです。

ドゥワ・セラピーを施すことで、脳は副交感神経からアセチルコリン(毛細血管を拡張させる神経伝達物質)が出るように命令を下し、痛みが治まるのではないかと考えられています。

こういった脳と手の関係を利用したドゥワセラピーは、
とても簡単な方法で痛みの改善が期待できるというわけです。

ドゥワセラピーは、脳と密接に関係のある手指のツボを刺激して 脳から全身へ指令信号を送り、問題部位の血流量を一気に増やして免疫細胞などを活性化させる仕組みです。
左手で簡単に説明しましょう。

まずは、手を全身に見立てます。
中指にスッと背骨が通っているとイメージしてください。
手のひら=おなか側、手の甲=背中側になりますので、
中指の手の甲側がちょうど首・背骨にあたります。
そして、中指の指先部分を頭とイメージします。
中指の手のひら側が顔の部分にあたります。

※どちらの手にも相応点がありますが、
原則は痛みのある側の手を使って治療します。
 例)左足が痛む場合 → 左手の小指を刺激する

 


もう少し詳しく見てみましょう。

中指は第1関節から順に首、胸の肋骨辺り
左上肢・・・左手薬指・・・右人差し指
左下肢・・・左手小指・・・右親指
右上肢・・・左人差し指・・・右手薬指
右下肢・・・左親指・・・右小指
おなか全体・・・両手とも手のひら
(具体的な相応点については、初級セミナーで臨床体験しながら勉強できます)

 


手のひらは腹部に相応するので、各内臓の相応部位が多く存在しています。
(内蔵の相応部位については、中級セミナー以降で詳しく勉強できます)

首の動きを軽くするドゥワセラピーをご紹介しましょう。

まず、今のあなたの首こり具合をチェックします。
チェックの課程で、痛みや突っかかりがあれば覚えておいてください。
(決して無理して動かさないで下さい)

1)ゆっくりと首を前後左右、できれば斜め前・斜め後ろにも倒します。
2)首を大きく左右2回ずつ廻します。
3)肩を上下に上げ下げして 首をすくめたりします。

※どのぐらいまで首が動いたか、感覚を覚えておきます。

<首から肩の相応点にあたる中指を刺激していきます>

左の中指の第1関節(爪の下)を
右手の親指と人差し指の付け根で力を入れてはさんで下さい。
ドアノブを廻すように左右に10回ひねります。


次に、中指の第二関節まで深く右手で包み込み
左右に10回ひねります。


最後に、中指の付け根まで右手で握ってもう10回ひねります。


☆右手の中指も同様に左手の親指と人差し指ではさんで左右にひねります
痛いくらいにはさんでひねるのが大事なポイントです


両手とも中指の刺激が終わったら、最初と同様に首の動きをチェックしてみてください。
最初にチェックした時の首の感覚と比べて軽くなっていませんか?



 

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